無料ブログはココログ

« 「鈴木家の嘘」 | トップページ | 六日知らず »

2018年12月10日 (月)

「来る」 ポルターガイスト現象

  ホラーである。中島哲也監督作品。「嫌われ松子の一生」がいちばん印象に残っている。赤色が好きな監督で、今回の「来る」でも、赤い花や血のシーンが多い。

 3201
 役者名の方がわかりやすい。妻夫木聡黒木華が夫婦役。二人は結婚し、娘とともに暮らしている。妻夫木は育児日記をブログに載せているが、中身はウソ。かなり盛った内容。育児よりもブログの更新を優先しているようにみえる。妻はそんな夫に嫌気をさしている。

 この家庭に不思議な現象が起きるようになる。家は揺れ、何者かがドアや窓をたたく。そして血が流れたり、怪奇現象が起きる、ポルターガイストである。そして悲劇が訪れる。

 前半は、妻夫木と黒木中心に描かれるが、後半は岡田准一が中心となる。岡田はオカルト関係のライターをしている。これにシャーマン的な血を受け継ぐ小松菜奈松たか子が絡んで、不可解な現象を引き起こすものと対決する。

 ホラーとは聞いていたが、これほどおっかない映画とは思わなかった。おもしろいのはラストの15分ぐらいかな。霊能者、神官、修験者などのお祓いが始まる。大舞台をつくって(金をかけている)、大祈祷対決である。

 ま、このあたりは大がかりなお化け屋敷に入ったようなもので、子供だましであるが、こういうのが好きな人もいる。

 映画が終わると、ほっとしたのか後列で笑いが起きた。若い女性のグループ。「もうちど、観たい」としゃべっていた。ほんとかよ。

 私は、二度と観たくない。中島哲也監督だから観ただけで、「クリスマスキャロル」のほうがよかったかもしれない。

 

 ついでのひとこと

 台所の電球がパカパカ点滅するようになった。LED電球が壊れた。ポルターガイストではない。これで三回目。LED電球は長持ちするというが、うそだ。欠陥商品だ。でも一年以上たっているから、どこに苦情を言っていのかわからない。しかたなく白熱球にもどした。

« 「鈴木家の嘘」 | トップページ | 六日知らず »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「来る」 ポルターガイスト現象:

« 「鈴木家の嘘」 | トップページ | 六日知らず »