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2019年1月11日 (金)

「プレバト 俳句」

 

「プレバト」の俳句が人気番組になっているのはご承知のとおりで、とやかく説明することはない。毎回、楽しみに見ている。

 梅沢富美男の自慢、夏井先生の絶妙な添削と辛口評、そして司会ダウンタウン浜ちゃんのツッコミぶりが愉快である。

 ときに、梅沢がクソババアと叫ぶのが可笑しい。

 しかし、しかしである。疑問なのは、お行儀の悪さとは対照的に、お笑いタレントを含めて、登場する俳句は静謐さを感じさせるほど上品なものが多い。ほとんどと言うべきか。

行儀がよければよいってものでもない。俳句はこっけいを信条とする川柳と違って品格がなければならないという見解もあろうが、俳句にはユーモアに富んだ名句もある。一茶などを思い浮かべればよい。

 クソバアアと悪態を吐くほどだから、ちょっと破格でユーモラスな句があってもよい。

 というようなことを書くと、オマエはどうなんだと言われそうだが、ま、それはよい。

 

 で、浮かんだ句をひとつ。

 

 古池や 馴染みの蛙 飛び込まず

 

 古今亭志ん生(「いだてん」でビートたけしが演じている)がマクラでこんな話をしていたという。いつもの通り道を歩いていると、蛙も顔見知りになって挨拶するようになる。そこからの連想である。

 名句ではないけれど、ちょっとニヤリとするでしょ。

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 ついでのひとこと

 久しぶりに柿生の浄慶寺に出かけた。いつものように羅漢さんが迎えてくれた。

 一句、詠んでます。

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