「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」
アルテリオ映像館で「ピアソラ」を観ようか、それともイオンシネマで「マスカレード・ホテル」にするか、ちょっと迷って、地味な方にした。
アルゼンチンタンゴはダンスもいいが、曲、演奏も聴きのがすわけにはいかない。とりわけバンドネオン(アコーデオンを小さくしたような楽器)の響きはなんといえず心地よい。
地味な映画だから観客は少ないかと思って上映直前に行ったら、すごい人だった。ほぼ満席となった。ファンが多いのかな。
バンドネオンの奏者であり、作曲家でもあるアストル・ピアソラの生涯を描いたドキュメンタリーである。ピアソラの息子の視点から、家族映像(8ミリフィルム)などを交えてピアソラの生涯を描いている。
ピアソラは、チャッチャッチャッという伝統的なアルゼンチンタンゴのリズムから離れ、あらたなタンゴリズムを目指した。それゆえ、非難の声も多く、アルゼンチンから離れ、パリやニューヨークで作曲や演奏に励んだ。名声は得たが、波乱の生涯であった。
激しい演奏である。それを表す表現が出てくる。
バンドネオンの演奏とサメ釣りは似ている。どちらも体力がいる。
ついでのひとこと
大相撲がつまらない。ひいきの栃ノ心は休場してしまった。稀勢の里の引退は私にとってはどうでもよい。すでに過去の人だった。
ゴーンさんも同様。もはや過去の人だ。裁判はあるけれど、ニッサンやルノーの経営にとって影響はない。
21日の日経新聞にゴーンさんの損失がどのぐらいだったか詳細が出ていた。リーマンショックの前と後とで為替損だけでも18億円5千万円。手持ちの日産株を担保としていたが株価下落(40%ぐらいに下落)により担保価値が足りなくなった。で、日産の金を私的流用(ゴーンさんは否認)した。為替損と株の下落で、すごい損をしたわけだ。リーマンショックのときはそうだったよね。
それに比べて、小室さんちの4百万円の借金を巡る騒動は小さい、小さい。
払えないの? そのくらいなら呉れてやろうかという人はいっぱいいるにちがいない。
白鵬の一場所の懸賞金だけでも・・・。ま、どうでもよい。
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