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2019年2月13日 (水)

「ファーストマン」   トゥー・ザ・ムーン

 

 映画ばかり観てますねと言われる。ま、たしかにブログは映画が続いている。

ファーストマン」、人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロング船長を描いたものだ。

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  アメリカの宇宙開発はソ連に遅れをとっていた。追いつき追い越すために月面着陸をめざした。ジェミニ計画からアポロ計画にすすんでいく様子がドキュメンタリータッチで描かれる。

 ニールを演じるのはライアン・ゴズリング。どんな役でもこなせる人気俳優である。

 厳しい訓練の様子と平行してニールの家族のことも描かれる。死と背中合わせの仕事をしているから家族の支えは大切であるが、ニール自身の冷静さも全面に押し出している。妻役のクレア・フォイがいい味をだしている。

 ありふれた描き方(この手の映画では、仕事での軋轢とか家族とのぎくしゃくした関係が描かれるのが一般的)だけど、音響と映像は印象に残る。ジェミニ9号の事故のシーン、月面着陸の緊迫した場面や映像はぜひごらんになっていただきたい。月面でのファーストステップは描かれるが、星条旗を掲げるシーンはない。

 60年代が描かれる。月面着陸は1969年。なつかしいヒット曲も流れる。「500マイル」。

 「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」はなかった。「スペース・カウボーイ」で流れていたのを思い出すけど。

 余計なことだけど、「何用あって月世界へ」という本があったのを思い出した。

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