下北で百栄
きょうは寒かった。
下北沢に、春風亭百栄の落語会に行ってきた。
下北沢駅の改装はずっと続いている。10年ぐらいなるんじゃないか。小田急線の地下化は終わったが、まだ駅舎や通路の工事は営々と続いている。25マスのパズル、あれに似ている。1マス空いているところにピースを動かしていって目標とする数字並びを完成させるヤツ。ひとつ通路を作って別の通路を造り、そこができれば、またもとの場所をいじるとか。営業を続けながらだからやっかいで煩雑な工事になる。
いま、南口が閉鎖されている。本多劇場や北沢ホールに行くにはこの南口がないと不便だ。西口からだと大回りになる。東口がよいが、駅を出てからがよくわからない。
落語会の場所は、ビルの三階にある小さなライブハウス。ラウンと言う。一階がスープカレーの店になっている。名前は「こころ」。下北沢はカレーショップが多い。街をあげてカレー祭りも毎年開催されている。そこで腹ごしらえをした。
スープカレーは予想以上に旨かった。また行ってみよう。
会場は狭い。30人ほどで満席となった。採算はとれないな。
今回で10回目とある。百栄の会をやっているなんて知らなかった。成城ホールにチラシが置いてあったので、それで知った。
百栄は脱力ゆるキャラ系の噺家である。おかっぱで愛嬌がある。女性ファンも多い。
演目は、「五目講釈」(鮫講釈ともいう)、「はてなの茶碗」。以上は古典噺。もう一席。これは新作だった。ネコが出てくる。百栄を聴くのは久しぶり。初めて聴く。タイトルはわからない。あとでネットで調べてみると「バイオレンス・スコ」らしい。
ネコ同士が餌を巡って縄張り争いをする。ネコの種類とかキャットフードが出てくるが、あいにくネコ好きでないからよくわからない。だからといって楽しめないわけではない。単純な抗争ストーリーだ。最後に止めにはいるのがオスのミケネコ。
オチは、おれ(ミケ)が死んだら、女房はゴケになってしまう。
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