歌丸さん追善落語会
桂歌丸追善落語会に行ってきた。国立演芸場4月中席。
歌丸さんは声の通りがよかった。足腰や肺の機能は衰えていたが、声だけは明瞭で響きがよかった。声をやられた談志さんとは違っていた。
芸協と笑点メンバーからの出演となる。今日は小遊三、円楽、トリは好楽だった。
主な演者と演目はつぎのとおり
桂鷹治 つる
三遊亭円楽 漫談(ウクレレサンドイッチ)
桂歌春 鈴ケ森
三遊亭小遊三 ん廻し
桂枝太郎 竹の水仙
三遊亭好楽 一眼国
おなじみの話だが、円楽の漫談は歌丸さんのエピソードなど。ハワイで、ウクレレなんとかというサンドイッチを頼んだら、これがバサパサでパンくずが胸のあたりに飛び散った。それを手で払う。これがウクレレを弾く仕草に似ているから、ウクレレサンド。ばかばかしいオチ。
中入り後に「歌丸師匠を偲んで」というトークがあった。枝太郎、歌春、小遊三、好楽、そして江戸家まねき猫。
今回、枝太郎の「竹の水仙」がよかった。歌丸さんから直に教わったという。
言い忘れた。上席とちがって満席だった。
寄席が跳ねて、友人と次に向かったのは九段下の「しょうけい館」。内堀通りを歩いて、千鳥ヶ淵から九段下。今月上旬なら花見客でにぎわっていただろうが、人出は少ない。気持ちよく歩ける。
「しょうけい館)は戦傷病者史料館である。戦争で傷ついた人の様子を記録した史料館。ここを訪れるのは三度目だが、友人は初めてということで案内した。
そのあとも歩いて神保町へ。
居酒屋は「酔の助」。以前にも紹介したが、ここはメニューが多く、安くてうまい店。テレビや映画のロケ場所にもなっている。
今週末から「愛がなんだ」が公開される。予告編に酔の助が出てきた。店の前が映されていた。
店長に聞いてみたら、撮影は夜中の二時ぐらいにやったそうだ。
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