筋トレとあくび
スポーツジムに通っている。簡単なストレッチのあと、筋トレをやる。
歯を食いしばって筋トレを始めると、やたらあくびが出ることに気づいた。都合、5回ほどガハーっと大あくびをする。
あくびは眠くなると出る。退屈なときにも出る。あれは酸素不足になっているのを解消するための生理現象と言われてきたが、あらたな説も出てきた。
脳を冷やすためという説である。筋トレで血の巡りがよくなり、体温があがる。脳内温度もあがる。それをあくびで冷やそうというわけだ。空冷。なるほど、言われてみればそんな気もする。
古典噺に「あくび指南」がある。習いごとであくびの指南所に通うという、なんともばかばかしい噺である。ばかばかしくてあきれるけど、優雅にあくびができたら、それも悪くない。
マシンを動かしながら、器用に、品よくあくびをするのはむつかしい。優雅にあくびをすう方法などを考えたいが、それには脳を冷やしてやる必要がある。
区(麻生区)の花はヤマユリである。百合ヶ丘という地名は、むかしヤマユリがたくさん咲いていたことに由来する。そのヤマユリは温暖化のせいか自生しなくなった。区域だけなら絶滅危惧種である。で、絶滅を忌避するため、ヤマユリ植栽普及会ができ、保全活動をしている。球根を植えるという活動である。
写真はその活動のひとつ。ヤマユリが咲き始めた。
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