黄山への旅④ 歌舞ショー
中国版シルク・ド・ソレイユ
オプションとして歌舞ショーの観劇があった。宿泊したホテルの客は無料になるというので出かけた。劇場はホテルの目の前にある。
どんなものだったかというと、ひとことで言うと、中国版シルク・ド・ソレイユだった。映像、サウンドも迫力があり、大量の水も使って凝った舞台演出になっている。シルク・ド・ソレイユと比べて遜色はない。
シシルク・ド・ソレイユと違う点を一つ挙げると、フラッシュを使わなければカメラ撮影はオーケーということだ。ということで、写真をいくつか撮った。華やかな舞台だった。
帰国後、同行した人から、撮影したビデオディスクを送ってもらった。
黄山地域では家の作りが違う。うだつがあるのが特徴。日本のそれとは少し違って、アルファベットのH状で垂直になっている。日本のうだつの発祥地はここだという説があるそうだ。写真は横並びのものだが、一戸建てだと側面の両側にある。
私はこれを「ナハ建築」と呼んでいる。せんだみつおに「ナハ! ナハ! ナハ!」というギャグがある。顔の前で両手を立てながら行う。それと似ている。
若い人に話したら、せんだみつおって誰と言われた。そうか、せんだみつおを知らないか。昭和も遠くなった。
今月末から「しんゆり映画祭」が開催される。そこで「ワンダフル・ライフ」が上映される。是枝監督初期の傑作である。この映画に由利徹が出演している。これも知らないと言われた。アナタは知らないかもしれないが昭和を代表する名コメディアンだった。映画出演はこれが最後となった。
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