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2019年10月 7日 (月)

「ジョーカー」 魔都ゴッサム

バッドマン」の舞台はゴッサムシティである。そのイメージは、暗く汚れた街である。地下鉄は落書きだらけ、ホームレスがあふれ、治安も悪化している。福祉サービスもカットされている。

 Sam1 今回の「ジョーカー」もゴッサムが舞台である。アーサー(ホアキン・フェニックス)は母親と二人暮らし。ピエロ(クラウン)の仕事をしながらコメディアンになることを夢見ている。ある日、同僚から拳銃を渡されて戸惑うが、地下鉄車内で女性に絡む酔っぱらいの男三人をその拳銃で撃ってしまう。殺されたのは富裕層の証券マン。犯人はピエロの扮装をしていたということで、貧困層の失業者などはピエロの仮面を付けて役所などのデモをかける。街は騒動となる。

 一方、アーサーはその生い立ち故の精神疾患を抱えており、しだいに凶暴になっていく。これが非寛容な支配層とぶつかっていくことになる。

 といったストーリー。イオンシネマは満員だった。

 今回の「ジョーカー」、シリーズの発端、ジョーカーの誕生というより、これまでのジョーカーとは別の映画として観た方がよい。別格にして断然おもしろい。

 監督はトッド・フィリップス。あの酔っぱらいコメディ「ハングオーバー!」で笑わせてくれた監督である。あのハチャメチャの明るさはない。暗い。格差社会の様子、最下層の人たちをしっかり描いている。現代の社会問題を前面に押し出している。

 

 香港ではマスクでのデモを禁じられた。あれ、ピエロのように化粧をしたなら、警察はどう対処するんだろうか。

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