酉の市 表現の自由のことなど
酉の市
新宿で熊手を持った人とすれ違った。
ああそうか、今日は酉の市、一の酉だ。ちょっと花園神社まで足を延ばしてみた。
年の瀬が近づいたという風物詩である。
今朝もNHKニュースで、しんゆり映画祭のことを取り上げていた。
「主戦場」は結局上映されることになった。これで表現の自由が守れてよかったとする意見が出ていたが、ボランティアスタッフとしては首をかしげる。事故なく無事に終了したことがよかったのであって、表現の自由とは関係おまへん。
この映画祭は、耳の不自由な人、目の不自由な人にも映画を楽しんでもらおうとか、子育て中の人にも映画を観ていただこうとか、映画をただ上映するだけのイベントではない。ということは以前にも書いたので繰り返さない。
今回、マスコミが押しかけたり、表現の自由を守れとスタッフに詰め寄る人もいて混乱した。こんな状況で、障碍者の安全が守れるのかと心配した。表現の自由は守れたが障碍者が転倒してけがをしたではシャレにならない。なんとか無事に終えられてよかった。ボランティアの心労はまだ続いているけど。
表現の自由なんて、当たり前のこと。わかっとるわい。
映画祭側の事情をもうすこし汲み取ってもらったらなあと思う。
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