落語ざんまい 白酒・三三 二人会
落語が続く。桃月庵白酒・柳家三三二人会に行ってきた。
ブログには書かなかったが、国立演芸場中席の前、土曜にも一席聴いている。三連続。実は今週末もチケットが買ってある。落語ざんまいですな。
白酒と三三、中堅どころの人気噺家である。この二人なら1000人収容できる麻生市民ホールは満席になると思っていたのだが、6、7割の入り。ちょっと寂しい。
白酒 時そば
三三 転宅
三三 五目講釈
白酒 富久
「時そば」は誰でも演じるポピュラーな演目だが、噺家によって演じ方がちがう。白酒の手になると、オーソドックスだが白酒らしい工夫が凝らされている。たとえば先の客が一文ごまかしたのを見抜くあたりをたっぷり繰り返す。うまい。
「五目講釈」はあまり演じられることはない。居候となっている若旦那がしろうと講釈をする噺。途中からでたらめとなる。そのあたりをどう笑わせるかカギとなる。もちろん講釈の語りがうまくなければダメ。ちゃんとできる噺家はそんなにはいない。
ということで、この二人会、地味だけれど奥は深い。
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