住まいは田舎がいい・・・家内はいます
「住まいは田舎がいい、森と日溜まりでひと寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、まだ独りもいいが、家内はいます」 森博嗣
朝日新聞、今朝の「折々のことば」。何のこっちゃ、独りもいいが、家内はいます、とは・・・。
本文を読むとこれが回文だとわかる。下から読んでも、山本山ではなくて、住まいは田舎がいい…になる。上手いものだ。なかなかどころか、逆立ちしても私にはできない。
初夢をみる夜、枕の下に敷く宝船の絵に添えられた和歌「長き夜の遠の眠りのみな目覚め波乗り舟の音のよきかな」は回文としてよく知られているが、それより森博嗣の方が上手い。
それで思い出したのが、コピーライターの土屋耕一。この人の回文も巧みだった。そのひとつ。
軽い機敏な子猫何匹いるか
軽快でよい。
写真は、森と日溜まり。
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