「ザ・ニュースペーパー」ライブ 忖度ウイルスに感染するな!
ザ・ニュースペーパーのライブに行ってきた。
テレビではまず放映されないネタを演じる毒吐きコント集団である。千人ほど収容できる町田市民ホールのチケットは完売となっていた。
開演前のアナウンス。携帯電話は音の出ないようになどとの注意をしたあと「新型コロナウイルスの持ち込みはご遠慮ください」とやった。隣の女性が「そんなこと言っても、無理よね」とささやいた。エッ、そこは笑うところだろう。意外な反応は天然ボケということにしておこう。
冒頭、大きなケースが持ち込まれた。奇術で使うような箱。そこから出てきたのはカルロス・ゴーンだった。もちろんそっくりさん。あれこれしゃべった後「レバノンは窮屈だ。日本に帰りたい」。
続いて登場したのが習近平。新型ウイルスのネタ。4月には日本に行きます、だって。
そのあと誰だっけ。消えつつある記憶の糸を引っ張り出すと、安倍総理だ。ペラペラとしゃべる。ここでは桜ネタも満開。おなじみのトランプ大統領も登場して、でたらめで、身勝手な言い分をしゃべる。
というぐあいに、毒を含んだ時事ネタが続く。
おなじみの田原総一朗が登場して、朝まで生テレビ!風。今回は立川志らくも出るが、セリフは少ない。
だらだらと書いてきたが「ある高貴な家族」はとばして、なんといっても目玉は小泉純一郎。「鼻筋は通っているが、話の筋は通っていません」という定番ギャグのあとは進次郎ネタ。ゴシップも今が旬だからね。夫人のオモテナシは、オモッテネーシになる。
ほめて落とす。育休ネタ。育休中は家事で忙しい。国会の方がいい。ヒマだし、たいしたことはしてないし。
というようなことで、途中休憩なしの130分。たっぷり笑わせてもらいました。
ザ・ニュースペーパーのライブがあれば、ぜひ一度は観ていただきたい。右も左もぶっ飛ばせ! テレビの忖度ウイルスはキモい。
ついでのひとこと
中国旅行は取りやめになった。武漢から遠く離れた雲南、ミャンマーとの国境近くに行くだけだったのにね。
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