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2020年3月19日 (木)

高輪ゲートウェイ駅

 田町に用があった。そうだ。ならば高輪ゲートウェイ駅で降りて、田町まで歩いてみよう。15分ぐらいで着くだろう。

 品川から高輪ゲートウェイ(GW)まではあっという間、東京・有楽町間より短い感じがする。

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 写真はプラットフォームを上がったところ。天井が高い。改札を出たもののここから第一京浜までが遠い。まだ直線通路はできていない。田町方面に進み、さらに左折するとようやく泉岳寺の交差点に出る。300メートルぐらいは歩く。

 ここに交差点信号ができた。今までは品川・田町間の海側は信号なしで歩いて行けたが、赤信号で立ち止まることになる。高輪大木戸跡はさらに田町寄り。高輪GWと田町間は、品川・高輪GW間の倍ぐらいあるのではないか。

 新駅が出来たことによって乗降客は分散される。泉岳寺や高輪あたりに通勤する人には便利になった。

 帰りも高輪GW駅を利用した。別の道、昔の中原街道、慶応大ちかくの聖坂を歩いた。尾根道である。東海道の裏道だった。江戸のはじめ、夜間、大木戸は閉じられたから、ここを通って品川遊郭に遊びに行くなんてこともあった。

 伊皿子を左折すると泉岳寺の交差点につながるが、そのまま直進して、旧高松宮邸まで行ってみた。江戸時代は熊本藩細川家の下屋敷であった。このあたりが落語「井戸の茶碗」の舞台である。

Dsc_1365-1

 ここはまもなく上皇の仮住まいとなる。中は伺い知れない。門前はきれいに整備されていた。奉迎の提灯がわずかにその雰囲気を伝えている。

 ついでのひとこと

 高輪あたりには「幸福の科学」の建物がいくつもある。立派な建造物である。「幸福の科学」というと、ついつい「空腹の科学」を連想してしまう。どうでもいことだが。

 

 

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