無料ブログはココログ

« 「プリズン・サークル」 刑務所での更正プログラム | トップページ | 「ジュディ 虹の彼方に」 »

2020年3月 8日 (日)

 あれから9年 東京タワー

 あれから9年になる。

 大震災の周辺を描いた映画はたくさん作られたが、真っ正面からゲンパツを取り上げたのは「Fukushima50」が初めてだった。それだけ時間が経過したということか

 いくつものことが浮かぶ。身辺で起きたことも思い出す。東京にいたから直接の被害を見たわけではないけれど、強く眼に焼き付いているのは東京タワーである。タワーのてっぺんが曲がってしまっていた。勤め先が港区芝だったので、いつものようにてっぺんを眺めていた。(写真はウィキペディアの載っていたもの)

270px2011_japan_earthquake_tokyo_tower1

 札の辻から東京タワー方面を眺める構図は「三丁目の夕日」と重なる。しばらくして修理されてしまった。東京タワーは電波塔としての役割は終えてしまっており、取り壊しも議論されたようだが、芝界隈のランドマークとして残されることになった。曲がったままで歴史遺産として残される方がよかったと思う。

 スカイツリーと比べると、地下にしっかり根を張っているようにみえる。この先、どれぐらい建ったままかわからないが、何百年もすると屋久杉のようになるのかもしれない。

 何百年もつかねえ、という議論もあろうが、けっこう長く耐えられるような気もする。

 東京タワーの鉄筋にはなにやら呪い込められている。あの鉄は、アナタはご存じかどうか知らないが、因縁の鉄くずで造られている。朝鮮戦争で戦った戦車をつぶして鉄の塊にした。その良質な鉄でタワーの骨組みはできている。ヤワな鉄ではない。

 ついでのひとこと

 東京タワー よかっタワー・・・といつも歌っているのは、寒空はだか。知らない?

 知名度は低い。売れない芸人だもね。

 

 

« 「プリズン・サークル」 刑務所での更正プログラム | トップページ | 「ジュディ 虹の彼方に」 »

世事・世の中」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「プリズン・サークル」 刑務所での更正プログラム | トップページ | 「ジュディ 虹の彼方に」 »