あずまやの落書き
緊急事態宣言は続き、気分は晴れない。心理的には、竹矢来に囲まれた屋敷に閉門蟄居を命じられた武士である。裏山を散策するのがわずかな気晴らしになっている。
わがマンションの道路を挟んだ公園は広場になっているが、その奥の階段を上ると山林になっている。奥まっていて階段が狭いので、人が立ち入らないような隠れスポットになっている。
写真がそれ。あずまやがある。休憩できる。そこに座れば、聞こえるのは風のささやきとウグイスやシジュウカラの鳴き声ぐらい。もちろんマスクはいらない。
あずまやの梁に落書きがある。ちょっと読みづらいが高校生が書いたもの。2013とあるからずいぶん前に書いたものだ。消されず残っている。よく読むと、笑っちゃうような内容。でも変。
つきあっている女の子に、もうすぐ高校卒業、おわかれですね、この間ありがとう、という内容。
美しい別れのようにみえるが、さよならという一方的なことばである。卒業後も、つき合ったっていいじゃないか、と思うのだが、どうなんだろうか。余計なことか。
天井にバンクシーのような絵を描いてみようかと思ってみた。やめた。オレは絵心がない。
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