自粛する思考
コロナウイルスの広がる前と自粛要請後の各地の人出の減りぐあいをマスコミは伝えている。新宿は80パーセント以上だとか、どこどこの観光地は60パーセントに達していないとか。
あれって、おかしい。減ったパーセントを比較しても大した意味はない。3密を避けよというなら、過去との比較ではなく、密集度(100平米あたり何人とか)がどうなっているかを明らかにすべきだろう。このていどの密集度ならまずまずとか、80パーセント減であっても原宿の竹下通りはダメだとか。
そういう発想は出てこないものか。そうした思考ができない組織(行政なのか専門家会議なのか、あるいはマスコミなのか知らないが)はおかしい。コロナ禍に冒されている。
きのう、神奈川県では10時に緊急速報が鳴った。えっ、地震! と思ったら、外出自粛を呼びかけるメールだった。アホか。できるだけ家にいてください、だと、わかっとるわい。
緊急速報を使うほどのものではない。黒岩知事の見識を疑う。その取り巻きもどうかと思う。イエローカードだな。
アベノマスクはどうなっているか。きのうもイオンの前ではマスクを売っていた。たぶん売れ残る。マスクの需給状況にはばらつきがあるだろうが、供給不足のピークは過ぎている。
アベノマスクについてはその顛末をきちんと調べ、明らかにすべきだ。
緊急ゆえか、思考の短絡やゆがみを感じる。
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