「ストーリー・オブ・マイライフ」 ひさしぶりにイオンシネマ
イオンシネマ(新百合ヶ丘)で映画を観るのは3ヶ月ぶりである。ほんとうに久しぶり。
チケット購入前に体温チェックを受ける。ま、アホみたいな儀礼であるが、それを実行しているという劇場側のタテマエが必要なんだろうね。新型コロナであろうがあるまいが、高熱で体調不良なら映画を観る気にならない。
映画は「ストーリー・オブ・マイライフ」。「私の若草物語」というサブタイトルがついている。オルコットの名作である。といっても『若草物語』は読んだことはない。4人姉妹の物語程度の認識しかない。
時代は南北戦争。4人姉妹の父親は北軍の従軍牧師として戦地に赴いている。母親と娘たち。にぎやかな家庭である。そのにぎやかさをテンポよくスピーディに描いている。ストーリーを知らない身としてはついていくのがやっと。作家志望の次女のジョーが主人公となる話だとわかる。
しかし、スピーディな展開は悪くない。リズム感が心地よい。姉妹それぞれの個性がうまく描かれている。
妻と一緒に観た。席は一つあけて。あとで、妻に訊いてみた。原作は読んだことがあるかと。読んだことがある、むかしの映画も観ているとのことである。描かれるエピソードも記憶あるという。そうか。
音楽も印象にのこった。ショパンの「別れの曲」などが流れる。
メルリ・ストリープが叔母役で出ている。次女役のシアーシャ・ローナンガが際だっていいのだが、ローナンはストリープの若い頃に似ている。
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