「スウィング・キッズ」 舞台は捕虜収容所
朝、散歩で家の外にでる。さわやかな空気を感じる。気持ちがいい。
マスクをしていないことに気づいた。家に戻ることになる。マスクは息苦しいから外でははずしているが、いまや必携になっている。
アートセンターで「スウィング・キッズ」を観てきた。客はいつものように20人を下回っていた。
題名から、貧困層のこどものストリートダンスを描いたものかと思っていた。そうではなかった。
捕虜収容所ものである。収容所を舞台にした映画はたくさんある。設定自体が映画にしやすいし、名作も少なくない。「大脱走」とか「戦場に架ける橋」とか。
1951年の巨済島。朝鮮戦争時代の捕虜収容所。捕虜は、北朝鮮や中国の兵士たちだ。共産主義の信奉者が多いが、南の自由主義にあこがれる捕虜もいる。捕虜同士の対立があり、アメリカ軍に反抗する者も少なくない。
新任の所長は、捕虜たちの融和を図るため、そして対外的なイメージアップのために、タップダンスチームの結成を許可する。
タップダンサーであった黒人軍曹の指導のもと、朝鮮人中国人4人のチームが練習に励むことになる。
で、フレッド・アステアのような、日本でいうと中野ブラザーズのようなタップが演じられることになる。美空ひばりがタップを踊る映画を思い出す。
ストーリーとしてはよくある形だが、結末は意外な展開となる。べつにハッピーエンドを期待しているわけではないが、へー、そんな風にしちゃっていいのと問いかけたくなる。
いい映画なんだけど、後味はわるい。
マスクをしていると息苦しくなるけれど、ちょっとそれと似ている。
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