ヤマユリは麻生のシンボル?
麻生区の花はヤマユリである。かつてはこの地に群生していたという。いまは気候変動のせいか自生できなくなっている。
麻生区ではヤマユリ保存会ができ、毎年、苗を区内の山林や公園に植えている。写真は麻生市民館の広場に植えられているもの。保存会が種から苗をつくり、区内の山林や公園で育てている。花は大きく立派だが、自生が難しいというのはなんともやるせない。
これから花開くのはタカサゴユリである。こちらは蔓延るように咲く。台湾原産の外来種なのだが、日本の気候にはあっているようで、道ばたにはタカサゴユリが茎を延ばし、葉をつけている。まもなく咲く。
外来種というと嫌う人がいるが、生態系に著しく悪影響を与えるのでなければ、別に問題はない。外来種を拒否する人は、難民や移民を拒む差別主義者のように私には映る。
ヤマユリの保存も結構だが、適応できなければ致し方ない。在来種に固執することもないだろう。
まあ、ヤマユリもタカサゴユリも区別できない人にはどうでもいい話である。
コイケユリコなら区別できると言うアナタ。はい、そうでしょうね。
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