モンブランと山吹
妻に頼まれて、モンブランを買いに行った。
新百合ヶ丘の超人気の洋菓子店「リリエンベルグ」の季節限定のモンブラン。ここのモンブランはふだん甘いものを口にしない私(糖尿病で、糖質摂取を半分ぐらいに抑えている)だが、これだけは食べたいと思う。旨い。ひと味もふた味も違う。ケーキ好きなら、たまらないだろう。よだれがでる。
我が家から10分程度にある。すでに長い列ができていた。20人は並んでいる。こんなことなら予約しておけばよかったのに。しかたがない。
並ぶ通路脇にヤマブキを見つけた。葉の根元に小さな実をつけていた。花はいつも見ているが、実を見るのは初めてだ。
太田道灌のエピソードを思い出す。落語にもなっている。
七重八重花は咲けども山吹の箕の一つだになきぞ悲しき である。
言うまでもないが、箕と実のがかけことばになっている。
で、その実。すごく小さい。実というより種か。
モンブランは品切れにもならず買うことができた。午後からだとたぶん品切れになっていただろう。
で、かかった時間、40分ぐらい。よく我慢したものだ。妻からは、別の店で買っちゃダメと言われていたので、まあ、買えてよかった。
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