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2020年10月12日 (月)

「シチリアーノ」

 肩を痛めた。四十肩に似ているが、年齢からすれば四十も五十もない。七十肩ということになるか。幸い激痛はない。

 痛みを感じつつ、アートセンターで「シチリアーノ」を観てきた。マルコ・ベロッキオ監督作品。サブタイトルに「裏切りの美学」とある。事実に基づくストーリーだという。

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 シチリアといえばマフィアである。1980年代、パレルモ派のブシェッタは抗争の仲裁に失敗し、ブラジルに逃れる。残された家族や親族、仲間たちはコルレオーネ派によって次々と殺されていった。ブシエッタはブラジルで逮捕され、シチリアに戻される。ファルコーネ判事から抗争を終らせたいと協力を求められる。ブシエッタはそれに応じ、法廷で真実を証言する。これはマフィア組織の血の結束を断ち切るものだった。当然、組織は黙ってはいない。

 パレルモ(シチリア最大の都市)が舞台となるが、街やシチリアの風景はほとんど映し出されず、ブシェッタの表情や裁判場面が多い。「ゴッドファーザー」のようなシチリアの風景を期待したのだが、ちょっと残念。

 歌曲が大音響で流れる。これはよい。ならばせっかくだから、マッシモ劇場(パレルモのオペラハウス)でのシーンがあってもよかったなどと思う。「ゴッドファーザー パートⅢ」でアル・パチーノが狙撃されるのは、マッシモ劇場入り口の階段である。

 といったことはないものねだり。法廷シーンがおもしろい。鉄格子の傍聴席があったり、大騒ぎになったり・・・実際もそうだったのだろうか。

 しばし肩の痛みを忘れた。

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