喬太郎・白酒・一之輔三人会
前日に続いての落語会である。しんゆり映画祭の方は早退して麻生市民館に「喬太郎・白酒・一之輔三人会」を聴きにいった。6月にやる予定のものが、延期になっていた。1000人を超す大ホールは、八割がた埋まっていた。キャンセルは少なかったようだ。
映画祭のスタッフというか裏方をしているので感染予防対策をどうしているかが気になる。映画祭に比べればちょっと雑だな。ま、映画祭の方がやりすぎぐらい徹底しているからな。
今回の演目
一之輔 茶の湯
喬太郎 ウルトラのつる
白酒 死神
一之輔は「茶の湯」だった。昨日に続いての同じ演目だった。がっかりはしない。志の輔と比べられるからだ。
一之輔の方が元気がよい「茶の湯」になっている、ダイナミックだが、そのぶん雑ともいえる。若いからね。
中入り後、喬太郎はまくら長め。きょんきょん風のギャグで笑わせる。新宿で箱根そばを食べようと思ったらカレーコロッケがなかったそうだ。箱根そばは小田急線にある立ち食いそば屋である。わたしもたまに利用する。めかぶそばにコロッケのトッピングを注文する。ふーん、あのコロッケ、なくなったのか。確かめてみよう。
演目は喬太郎おなじみのウルトラマンもの。今回の開口一番は桃月庵あられの「つる」だった。それを耳にして、「つる」をベースにした「ウルトラのつる」をやることにしたのか。ウルトラマンはよく知らない。内容はマニアックなものだからわからない。でも、笑えた。会場も大爆笑だった。
白酒は「死神」。この噺、ふつう死神はよぼよぼの爺さんだが、白酒の死神は太っていて元気がいいキャラにしていた。じっくりではなくスピーディに演じた。喬太郎がながくやったので時間が押していたせいかもしれない。
客出しは密を避けるといった工夫はなく、すぐに閉めますとスタッフは大声で叫んでいた。密になるじゃないか。
ということで連チャンの落語会。明日はゆっくりしたいが、映画祭は続く。あとすこし頑張ろう。
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