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2020年11月 5日 (木)

古今亭志ん輔独演会 芝浜など

 落語会が続く。延期になっていたものがこの時期の開催となっている。ブランクを取り戻すように開催され、噺家も落語ファンも忙しい。

 生田寄席。今回の演者は古今亭志ん輔。古今亭の重鎮である。

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 演目

 のめる

 紙入れ

 芝浜

 いずれもポピュラーな古典噺である。「のめる」を聴くには久しぶり。「二人癖」という別名もあるように、ついつい言ってしまう口癖がテーマになっている。「酒が呑める」が口癖の男と「つまらん」が口癖の男が、それを言ったら罰金という賭けをする。なんとか相手に「つまらん」と言わせようと作戦をたてるのだが・・・というストーリーである。

紙入れ」。女将さんが男に言い寄るしぐさがおもしろかった。これぞ落語的な動き。ちょっとした工夫だが、笑ってしまった。

 で、トリの演目はおなじみ「芝浜」。登場する棒手振りの魚屋は勝五郎ではなく熊さんになっている。日の出の芝の浜で財布を拾うシーンはない。これが古今亭流である。志ん生も志ん朝もこのパターンだった。

 理由はよくわからないが、浜で財布を拾うシーンを鮮やかに描くと、それが夢だと説得することに無理が生じてしまう、そういう見解らしい。

 実際、夢だと言われ、それがウソとわかっていても、夢と信じるふりをするというアナザーストーリーもある。

 落語の密な日程はここまで。次の落語会まで10日ほどある。

演者も疲れるだろうが、聴くあたしもくたびれた。

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