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2020年11月17日 (火)

「八起寄席」 やはり兼好さん

 八起寄席に行ってきた。相模大野駅から5分ぐらいで行けたのだが、今はもっと時間がかかる。伊勢丹が閉店となり、ビルを取り壊すか大改装をするのか知らないが、通り抜けの道は閉鎖されてしまっている。グリーンホールまでは大回りをしなければならない。夜は暗いので歩くにも一苦労する。途中で落語をあきらめてしまう人もいる。

 兼好さんもマクラで似たようなことを語っていた。空いている席は、そのあきらめた人の席ですと笑いをとる。

 たしかにいつもより空席がある。伊勢丹閉店のせいではなく、コロナのせいだろう。

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 今回の演目

 瀧川鯉舟   浮世床

 三遊亭兼好  辰巳の辻占

 マギー隆司  手品

 古今亭菊志ん 宿屋の富

 お目当ては兼好さんである。おとぼけと明るさはなんとも心地よい。

 兼好さんの「辰巳の辻占」は今回初めて聴く。

 辰巳の芸者に惚れた男が親の遺産で身請けしようとする。男の伯父さんは金目当てに違いないと反対するが、男はそんなことはないと言う。芸者が本気かどうか心中をもちかけて試してみよと叔父さん。で、そこから心中の駆け引きがはじまるというストーリー。辰巳芸者のしたたかさが笑える。どちらも死ぬ気などこれっぽちもない。ばかばかしい身投げのやりとりがこの噺のキモである。

 こういう噺ならおとぼけ兼好さんが得意とするところ。愉快でよい。

 こちらは、マスクしながらふつふつと笑う。息苦しさも忘れて爽快な気分になる。帰りの夜道も多少明るいように感じた。

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