「詩人の恋」
今月は川崎市アートセンター(写真)で映画をよく観た。数えてみれば5回。多い。コロナ下で遠くに出かけることは少ない。忘年会もない。菅さんからのお誘いもない。で、映画となる。
6回目は「詩人の恋」。済州島を舞台にした韓国映画である。
「息もできない」のヤン・イクチュンが主演。冴えない詩人を演じている。
テッキは小学校で国語(詩歌)を教えているが収入は少ない。詩では食えない。妻のガンスンが家計を支えている。妻は子がほしいと妊活をはじめる。テッキに精子が少ないことがわかる。乏精子症というらしい。それでも妻は妊娠をと夫にせまる。
テッキの詩はちかごろ仲間からの評判はよくない。スランプだ。そんな折、ドーナツショップで働く若者セユンに出会う。ちょっと引かれる。彼とのやりとりが創作の刺激になる。さらに近づきたいと思い、つきあいが始まる。ゲイ的であるが肉体関係はない。
といったストーリー。タイトルは「詩人の恋」であるが、それほどロマンチックなものではない。
映画はちょっと中だるみがする。でも、ヤン・イクチョンのダメ男ぶりがいい。ちょっと将棋の豊島竜王に似ている。
ところで、キム・ギドクが亡くなった。死因はコロナだという。この作品をキム・ギドクが監督していたなら、たぶんもっと暴力的に描いていたであろう。
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