「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」
アートセンター、ことし最初の映画は舞台劇「シラノ・ド・ベルジュラック」成立にまつわるコメディ。
観客は20人に満たない。前評判はそれほどでもないし、コロナ感染状況(緊急事態うんぬんのさなか)を考えればこんなものか。密とはほど遠い。
劇作家エドモンは三週間後にせまった舞台劇を引き受ける。決まっているのはシラノ・ド・ベルジュラックというタイトルだけ。頭を絞るがなにも書けない。親友のラブレターの代筆を引き受けたり、あの有名なバルコニーに場面に遭遇してシラノのような役割を演じることになる。そこにヒントを得て書き始める。すらすら進むかというとそうはいかない。わがまま女優に翻弄させらりたり、舞台主の希望、妻の疑惑などにより台本は何度も書き直すことになる。
といったことがアップテンポ、前半はついていけないほどギャロップで描かれる。ドタバタ劇というよりスラップスティック。後半になると、ややおちついて、そこはそれで収束に向かっていく。
井上ひさしの苦悩ぶりを三谷幸喜が演出したような、と思えばよい。
コロナもこういうぐあいに収束しないものかと思う。
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