防御はマスクで
――山田が離婚したんですって。原因はなんでしょうかねえ。
――そりゃ・・・結婚したからじゃないか。離婚の原因のほとんどは結婚だ。
笑い話である。
コロナ感染対策も似たようなものだ。感染? そりゃ午後8時過ぎまで外で遊んでいたからじゃないか。
マスコミも、緊急事態宣言以降、人出が減っていない、先週と比べなどとやっている。人出が減れば感染は減るように伝えている。ちょっと変。
つぶさに感染原因や感染状況を調べれば(いくつもの関連記事やレポートをあたってみた)マスクなしの会話、飲食にたどりつく。飛沫を大量に吸い込むからだ。
マスクなしでの飲食は難しいだろうが、さっと食べ、飲み物はマスクをしたままストローでという具合にやれば感染はほとんど防げる。ビールもストローで飲んだらどうか。ワインはストローで口に含み、舌と上顎でつぶすようにしてから飲むと、味が良くなる。1000円のワインが2000円ぐらいの味わいになる(かもしれない)。
研究者の見解によると、コロナウイルスを100万単位で取り込むと感染・発症するそうだ。100万単位というがどのくらいのものかわからないけど、濃厚接触者の基準、感染者と15分以上狭い部屋にいると感染するぐらいの量と考えればよいか。
100万単位の半分とか、3分の1吸い込んでも感染しない。白血球などが防御してくれるからだ。ドアノブに触れたとかエレベーターのボタン程度では感染しないと考えてよい。
感染防止には、会話は適切な距離を置く、短時間ですませる、部屋の換気などに留意すればよい。飛沫を大量に浴びないようにする。最大の防御手段はマスクである。飛沫を飛ばすも吸い込むもマスクが効果を発揮する。マスクをすれば飛沫を吸い込む量は半減する。鼻出しマスクは効果がない。
政府もマスコミも、そのあたりをもっと強調すべきだろう。大人数での飲食は極力マスクで鼻と口を覆えと。カラオケもマスクをしたまま鼻歌まじりの低唱微吟でと。
8時以降の不要不急の外出とかというのはなんとももどかしい。
家庭内感染を避けるため、わたしは積極的に外出している。もちろんマスクをして。
ついでのひとこと
朝刊に首相の施政方針演説全文が載っている。天声人語(朝日)、筆洗(東京)に同様な見解が書かれていた。耳を傾けるような内容でなかったが、最後で梶山静六さんから教わったことを信条にしているとの部分が印象に残ったと。
演説内容など官僚の作文だろうが、この部分だけが菅さんらしい。裏にスピーチライターがいる。たぶん、補佐官の柿崎さんだろう。
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