あずまやのホームレス
川崎市のホームレスは減っている。
2年前の19号台風により多摩川河川敷に住みついていたホームレスは住まい(掘ったて小屋)を失った。その結果、多くが支援施設に入った。これが減った一つの要因。さらに市の職員らによる巡回(調査により一人一人の実態を把握している)による助言効果も大きい。もうひとつは定額給付金である。あれをもらうため施設に入った人もいる。そういうものらしい。
新百合ヶ丘駅近くに一人いたが、いまは見かけない。施設に入ったのかもしれない。
近くに公園がある。小高く、奥まったところにベンチとあずまやがあり、散歩コースになっている。そのあずまやにいつのまにかホームレスが住みついている。カートには大きな荷物がある。ここならば雨露はしのげる。ビニール傘で風除けをしている。でもこの寒空だから快適というわけにはいかないだろう。写真がそれだ。
昼間はいない。缶拾いでもしているのか。
占拠されているのだから、誰もがちょっと一休みというわけにはいかない。市は把握しているかどうかはわからない。
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