「お終活」
イオンシネマにようやく大人向きの映画がかかった。
「いのちの停車場」と「お終活」。「いのちの停車場」は吉永小百合が主演。清潔、清廉な内容なんだろうが、清らかすぎてなんとなく後ずさりしてしまう。観たい人はどうぞ、といった気分になる。
その点、「お終活」はお気楽である。笑っていればよい。サブタイトルが「塾春!人生、百年時代の過ごし方」。長ったらしい。熟年ではなく熟春。ばかばかしい。
橋爪功と高畠淳子の熟年夫婦。結婚50年を迎えようとしているが、家にいれば口げんかばかり。妻はコーラスグループで夫への不満を漏らす。夫はマージャン仲間と女房の悪口。ありきたりの光景だが、それがストレス解消となれば、それはそれでよい。
娘(剛力彩芽)のすすめで、葬儀社が主催する終活フェアに参加する。無料でメモリアル映像を制作してくれるというキャンペーンに応募する。後日、当選したことがわかる。そこから、いろいろあって熟年夫婦がどうなっていくかという物語である。
お気楽映画であるけれど、それなりに楽しめる。山田洋次監督の「家族はつらいよ」シリーズに似ている。橋爪、高畠ほか、ベテランが脇を固めていて安心して観ていられる。
不要不急であるからこそ、この手の映画でコロナの憂さ晴らしをするがよい。吉永小百合がいいと思う人はそっちでもよい。
我が家もこの夫婦と似ている。しょっちゅう、口げんかをしている。そうかといって仲が悪いわけではない。とにかく結婚生活は続いてきた。コロナだのワクチンだのの騒ぎが収まった頃に結婚50年を迎える。
金婚式かぁー。
終活なんてしないからね。
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