フライング接種
ワクチン接種が始まった。後期高齢者から順番にであるが、なかなか予約がとれないとの声があがっている。
ルール無視の割り込み接種もある。ずるいと怒りの声をマスコミは伝えている。
その表現を集めてみた。「割り込み接種」「抜け駆け接種」「優先接種」。わたしは「フライング接種」と呼んでいる。「ずっこい接種」も聞いた。
それもこれもワクチン接種の遅れ、接種体勢の不備が原因だが、優先接種者の言い訳がおもしろい。
広い意味で私は医療関係者だ。余ったから打った、捨てるよりいい・・・。理屈と膏薬はどこにもくっつく。われ先に蜘蛛の糸にすがる人の屁理屈である。
キャンセルがあり、その分を捨てるぐらいならというなら、キャンセル待ちの制度をつくっておけばよい。ちょっと前、アメリカのニュース映像で、キャンセル待ちをする人を映し出していた。「ワクチン・チェイサー」と呼んでいたと記憶している。
「キャンセル分はあと8人だよ、年齢順だからね」と接種会場で呼びかけてもよい。
フライングした首長等の言い分(言い訳)はきちんと整理しておいてもらいたい。愉快な言い訳集になると思う。
と言いながらも、優先接種はあってもよいと考える。100万円以上(1億円でもよい)コロナ対策費に寄付するなら優先的に接種できるといった仕組みはどうか。クラウドファウンディングに対する返礼として「上級国民」のたすきを贈る。
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