花の名前 オトギリソウ
花の名前がわかるアプリをスマホにインストールしたことは先日書いた。
花にそれほど関心があるわけではないけれど、道ばたに咲く花にスマホを向けることが多くなった。
写真はセイヨウオトギリソウ。AIは100%間違いないと表示する。
これがオトギリソウか。名前は小学生の頃から知っていたが、実物は見たことがなかった。正しくは、見ていたけれど、オトギリソウという名前とは結びつかなかっただけのことである。薬草、切り傷に効くということも知っていた。
漢字で書くと弟切草。弟を切る。ちょっと怖い。調べてみると、平安時代の故事による。この草は秘伝草であって、ある男がその秘密を隣家の恋人に漏らしてしまった。その兄が怒って弟を切り捨ててしまった。平安版のカインとアベル。
もうひとつの写真はオオベニウツギ。今まで気にもしなかった花である。びっしり咲くそうだが、これはまばら。もう花の終わりの時期なのかもしれない。
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