岡上 五神社跡めぐり
炎天下の岡上(川崎市の飛び地)を歩いた。
岡上には、かつて剣神社、諏訪神社、日枝神社、開戸稲荷社、宝殿稲荷社の五つの神社があった。明治政府による一村一社令によって、明治42年一つにまとめられた。諏訪神社の場所に岡上神社をつくり、そこに五社を合祀した。
参道の第一鳥居と本殿は剣神社から移設された。村人が担いでいったという。剣神社以下の神社は廃されたわけだが、跡地がどうなったか、関係者以外にはわからなくなっている。剣神社跡といった遺跡や立て札があるわけではない。岡上のガイドマップがつくられているが、誤った場所に剣神社跡などと書かれている。
これはまずい。岡上に親しむ会のメンバーで、まずは地元に長く住まう人の案内で確かめてみることにした。
写真は剣神社跡地。夏草が茂っているだけ。敷地は800坪はあったというからかなり広い。立木を伐採、売却して岡上神社の建立費にあてた。もう一枚は岡上神社の参道の鳥居。
古地図で確かめ、あたらしい地図にプロットしていった。これを広めていけば誤った場所情報が受け継がれていくことはない。
大した距離を歩いたわけではないが、梅雨明けの暑さのせいで汗だくになった。疲れた。
帰りがけ、酒屋の前の自販機で水分を補おうとしたが、缶ビールはなかった。路上飲みはできなかった。残念。冷たいお茶で我慢した。
日差しが強かったので、日焼けした。
« 神田伯山独演会 | トップページ | 翻訳稼業 田口俊樹 »
「世事・世の中」カテゴリの記事
- 嘔吐と点眼(2025.02.07)
- まちがっているかもしれない(2025.01.20)
- どんど焼き(2025.01.18)
- 地下水道(2025.01.12)
- あけましておめでとうございます(2025.01.01)
コメント