ナラ枯れ
家の近くの公園の大きな木が枯れている。
どうしてだろう。春先、新芽がでなかった。枯れたまま。どうやらナラ枯れのようだ。知り合いもそうだと言う。写真ではよくわからないが、真ん中の大木ほか数本がやられている。
ことしの「里山フォーラム」(麻生区内の里地・里山を保全するボランティアグループの集まり)の大会で、いくつものグループからナラ枯れの報告があった。
ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によってミズナラなどが枯れてしまう現象をいう。全国各地で発生しているが、麻生区内でも広がっている。
もうひとつの写真は里山フォーラムで報告があったやられた木の実物。たくさん鬆が入っている。中はカスカスになっている。
地球温暖化のせいか、ナガキクイムシの天敵がいなくなったせいなのかわからない。駆除はたいへんで、虫を駆除するとともに、伝染しないように処理する必要がある。
公園の脇の道は通学路になっている。この枯れ木が倒れてくるおそれがある。「倒木に注意!」という立て札を設置するより、さっきゅうに伐採したほうがよい。
ところで、立ちがれって、たそがれに似ている。
たそがれに立ちがれていくアナタ・・・なんて演歌の文句がうかんだ。
ついでのひとこと
今週の週刊文春と週刊新潮の広告が奇しくも同じだった。「暴走婚」。皇室ネタ。暴走かどうかはわからないけど週刊誌らしいキャッチコピーだ。演歌だと「矢切の渡し」の歌詞が似合う。「親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい二人です・・・」
でも、暴走は乱暴。「ブレークスルー婚」の方が似つかわしい。
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