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2021年10月11日 (月)

「パンダコパンダ」上映会  小三治のことなど

 柳家小三治が亡くなった。

 驚いた。今月の28日には麻生市民館で一門会が予定されていたのに。

 2001年、志ん朝が亡くなった。その十年後の2011年には談志が亡くなった。その十年後の2021年には大物噺家が亡くなると半分冗談で語っていたのだが、それがほんとになってしまった。

 ちかごろは、夜中に、小三治50代60代の噺をCDで聴くことが多くなっていた。さすがというか、まさに名人芸である。

 小三治のことはあらためて書くとして、きのう、しんゆり映画祭では、「パンダコパンダ」の上映会を実施した。小三治一門会が予定されていた同じ麻生市民館。

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 8月末、夏休み野外上映会を予定していたが、緊急事態により中止された。それがこれも中止となった麻生区民祭の別企画としてあらためて「パンダコパンダ」を上映することになった。

ボランティアの一員としてお手伝いをした。歳も歳だから、たいしたことはできない。それでもけっこうくたびれた。

で、夜は小三治の噺を聴いた。

 そうだ、パンダで思い出した。三遊亭円生が亡くなったとき、パンダ、たしかランランが亡くなった。訃報の扱いはパンダが圧倒的に大きかった。円生の死は脇に追いやられた。

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