「パンダコパンダ」上映会 小三治のことなど
柳家小三治が亡くなった。
驚いた。今月の28日には麻生市民館で一門会が予定されていたのに。
2001年、志ん朝が亡くなった。その十年後の2011年には談志が亡くなった。その十年後の2021年には大物噺家が亡くなると半分冗談で語っていたのだが、それがほんとになってしまった。
ちかごろは、夜中に、小三治50代60代の噺をCDで聴くことが多くなっていた。さすがというか、まさに名人芸である。
小三治のことはあらためて書くとして、きのう、しんゆり映画祭では、「パンダコパンダ」の上映会を実施した。小三治一門会が予定されていた同じ麻生市民館。
8月末、夏休み野外上映会を予定していたが、緊急事態により中止された。それがこれも中止となった麻生区民祭の別企画としてあらためて「パンダコパンダ」を上映することになった。
ボランティアの一員としてお手伝いをした。歳も歳だから、たいしたことはできない。それでもけっこうくたびれた。
で、夜は小三治の噺を聴いた。
そうだ、パンダで思い出した。三遊亭円生が亡くなったとき、パンダ、たしかランランが亡くなった。訃報の扱いはパンダが圧倒的に大きかった。円生の死は脇に追いやられた。
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