コロナ成貧
「成貧」なることばがあるのを知った。
意味はわかる。成金の反対だろう。
『モダン語の世界へ』(山室信一 岩波新書)の中にちらっと出てくる。大正時代、第一次大戦後の不況の中で生まれたことば。さして流行らず、たちまち死語となったようだ。
今なら、そこそこ流行るかもしれない。コロナ禍で飲食店などが閉鎖に追い込まれた。酒が提供できなければバーや居酒屋は立ちいかなくなる。従業員は解雇され、店への協力金は遅れた。
ぎりぎりの生活続けてきた人はたちまち困窮した。家賃が払えず、ネットカフェで生活するとか、ホームレスになった人も多い。
コロナ成貧だな。
ホームレスと言えば、近所の公園にも住み着いている。奥まったところに東屋がある。いくつものビニール傘で雨風をしのいでいる。以前よりの荷物もビニール傘も増えている。写真がそれ。
市が用意したシェルター(避難施設)もあるのだが、それへの入居を望んでいないようだ。
これから冬に向かう。冷えるぞ。
ついでのひとこと
新百合ヶ丘駅前のぺディストリアンデッキが騒がしい。人だかりがしている。ヘイトスピーチグループとその反対派のグループだった。
ヘイトとされる連中は、われわれはヘイトスピーチなどしないと演説している。反対派は拡声器のサイレンを鳴らしている。その間にいるのが無言の神奈川県警の警察官たち。川崎のヘイトスピーチはふだん川崎駅前でやっている。新百合ヶ丘からは遠い。新宿の方が近い。それがここまで遠征してきた。
ヘイトとされるグループは10人ぐらいか。反対派はそれより多い。警備の警官はもっといる。ご苦労なこった。
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