冬至 日没時刻
いまどき、東京の日没は4時半ぐらいである。5時になるともう暗闇となり、駅前のイルミネーションが点灯される。
まもなく冬至になる。今年は12月22日。昼間の時間が一年でいちばん短い日であるが、日の入り時刻がいちばん早くなるわけではない。日没がいちばん早いのは12月の上旬である。
「理科年表」を開いてみたが、いちばん遅い日は確認できなかった。日ごとの表示が分単位になっており、同じ時刻の日が続いている。秒単位なら特定できるのだが、そうはいかない。ネットで確認すると12月6日だそうだ。
逆に、日の出がいちばん遅くなるのは翌1月の上旬(1月7日)になる。
冬至とはずれがある。このズレは地球の地軸のずれ、公転が楕円形であることと関係している。
楕円であり、太陽と地球の距離に年間で違いがあることはご存じであろう。冬至、春分の日、夏至、秋分の日、そして冬至と、その間隔は同じではない。言われてみればそうかと思うが、不思議なものである。
ということで、すでに日没時間は遅くなっている。日が長くなったねえという挨拶は12月中旬からでかまわないけど、実感はない。
冬至の日は、かぼちゃを食べ、ユズ湯に入るという風習があるけれど、生まれてこの方、ユズ湯には入ったことはない。
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