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2021年12月31日 (金)

鈴緒なし

 散歩のついでに十二神社(このあたりの氏神さま)に立ち寄った。

 人はいない。閑散としている。鈴緒はどうするのか、気になった。

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 三が日は一方通行にして、物販はしないとの表示があった。参拝の鈴緒(鈴を鳴らす綱)も昨年同様取り外してある。感染対策ということはよくわかるが、味気ない。なんとかならないものか。

 お御籤も売らない。これもなんだかなあ、である。お御籤を信じるわけではないけれど、歳の始めだ、運勢を占うぐらいの遊びはあってよい。

 で、一句浮かんだ。

  御籤なし 運も不運も 風まかせ

 粉雪が舞う。風が冷たい。

 一年後、鈴緒はどうなっているのか。じゃらじゃら鳴らせるのだろうか。

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