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2022年1月19日 (水)

 エンデミックと落語

エンデミック」なることばを新聞で知った。今はパンデミック状態にあるが、オミクロン株は重症化率が低く、ワクチンの普及率もあがっている。感染は減らないけれど警戒レベルを引き下げようというのがエンデミックである。

 新型コロナウイルスの広がりはこれ以上抑えられない、治療薬も普及しつつある、なにより感染予防に疲れちゃった、ウィズコロナでいいじゃないかということである。

 こういう傾向はヨーロッパの国々に多い。日本はどうか。オミクロン株がさらに弱毒化すればそういう機運になるだろう。

 ふたたびまん延防止が適応されそうな中、相模大野の「八起寄席」に行ってきた。

新春一月は四派(落語協会、落語芸術協会、円楽一門会、立川流)の監事が出演する。二年ぶり。去年は、パンデミックで中止となった。

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 会場はほぼ満員。新型コロナなど過剰に怖れることはないと考えているシルバー世代がほとんど。マスク越しに笑いましょうということである。

 演者と演目

 三遊亭兼好 犬の目

 瀧川鯉橋  二番煎じ

 立川談修  看板のピン

 古今亭文菊 幾代餅

犬の目」は久しぶりに聴いた。目をわずらった男の目を切り取って犬の目に取り替える、移植するという荒唐無稽な古典噺である。ばかばかしい噺なら兼好さんにぴったり。おとぼけ芸満開であった。愉快、愉快。

 文菊さんは、大仰に、ときにあざとく、より色っぽく演じるのが芸風。「幾代餅」は何度も聴いているが、文菊の手になると、一味違った噺になる。よりクスクス笑いを誘う。うまいものだ。

 いまはマスクは必須だが。無邪気に笑えるのがいい。寄席は憂きウイルスを忘れさせてくれる。

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