七草粥
昨日、麻生市民会の広場では、七草粥が振る舞われた。例年の行事で、只で食べられるということで多くの人が集まる。
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ・・・咬まずに言えた。言えたけど、名前と実物が合致しない。口にしたことはあるのだろうが、それがゴギョウとはわからない。会場には七草が展示されていた。ただの雑草としか思えない。
七草は、会のボランティアが前日、近所で摘んできたということだ。雪の中、ご苦労なことだ。麻生区は里地里山が広がっているから簡単に採れる。
味は、しょせん粥だから美味いものではない。舌(口)が肥えちまった身には、主催者には申し訳ないが、病院食、病み上がりのメニューにしか映らない。
これが牛乳粥なら美味しくなると思うのだが、どうなんだろうか。年末に、生乳を廃棄するかもしれないと騒いでいたから、七草粥に使えば多少の支援にはなったはずだ。
新聞によると、なんとか廃棄は免れたということだ。それはよかった。生乳の需要供給のバランスはいつも綱渡りである。
来年は、牛乳粥にしたらどうか。有料でかまわないから。
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