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2022年2月13日 (日)

「ウエスト・サイド・ストーリー」

「ウエストサイド物語」を観たのは中学生のころ、今から60年ほど前のことだ。ダンスの迫力に圧倒された。歌もすばらしかった。レコードを買い、何度も聴いた。

 ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、出演者の名前は今でもしっかり覚えている。エンドロールが長かったのも記憶に残っている。それまでの映画のエンドロールは短かった。「ウエストサイド物語」以降、エンドロールの長い映画が続出した。

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 スピルバーグがリメイクした。日本語のタイトルはちょっと変えて「ウエスト・サイド・ストーリー」。スピルバーグは私より一歳上、同世代である。同じころこの映画を観ている。どのような感想を抱いたか。それがリメイク版に反映されているのだろう。

 イオンシネマで観てきた。客席には高齢者が多かった。もういちど、あの映画を大画面で観てみたいという人だろう。

 歌も踊りもすばらしい。慣れ親しんだ曲ばかりだから安心して聴いていられる。堪能した。堪能などという気分に浸ったのは近頃ではない。

 スラム街が再開発されようとするシーンから始まる。がれきの街。旧作ではそれほど感じなかったが、スピルバーグはまずがれきから描いた。

 ストーリーも歌も前作とそれほどの違いはない。歌うシーンは大きく変えて編集している。「トゥナイト」より「マリア」が流れるシーンが多い。

 大きく違っている点をあげれば、女性の描き方である。主要な三人はしっかり意志をもった人物として描かれている。特にラストシーンでそれが色濃い。

 リタ・モレノが出ている。ドラッグストア(雑貨店)の店主役がそうだ。旧作へのオマージュだな。

 ということで、高齢者には特にお勧め。冬季オリンピックより、こっちだな。 

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