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2022年3月14日 (月)

昆虫食 こおろぎ

 コオロギが食料になるとのことで、注目を浴びている。

 人口爆発は食糧不足をまねく。牛や豚を育てて食用にするまでにはたくさんの飼料や水がいる。コオロギなどの昆虫なら、牛豚の何分の一、何十分の一で食用にできるという。理屈としてはよくわかる。

 とくにコオロギは成虫になるまでに35日ぐらいと短い。雑食なのでエサは残飯でいい。肥育にはすこぶる効率がよい。養殖は事業として成り立つ。

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 無印良品でコオロギのチョコバーを売っていたので、試しに買ってみた。

 材料をみるとコオロギの粉末が入っているが、順番は真ん中ぐらい。たくさんは入っていないようだ。食べてみると香ばしい。この香ばしさがコオロギ由来のものなのか。

 昆虫で食べたlことがあるのはイナゴ。串刺しにして焼いて食べた農薬を使うようになって食べてはいけないとなった。それより前に、農薬のせいでイナゴは激減した。

 何といっても蜂の子がうまかった。巣から幼虫を取り出し、そのまま口に入れる。ほんのり甘く、クリーミーな味だった。長野などで、蜂の子の佃煮を売っているが、さほどうまくない。あれは別物だ。

 テレビで、ときどきスズメバチの駆除シーンをやっている。スズメバチを弱らせるために殺虫剤を用しているが、それでは幼虫は駄目になってしまう。煙でいぶすか、アルコール噴霧をすれば、駆除後、幼虫を食べることができる。殺虫剤は邪道だ。やめてほしい。

 ミツバチも旨いのだろうが、受粉に欠かせないし、ハチミツもとれる。食用よりもそっちだろうな。

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