「フェルメール展」
「フェルメール展」(新東京美術館)に行ってきた。
例の、元々は白地の部分にキューピットが描かれていた「窓辺で手紙を読む女」である。
修復前の白地のもの(模造の作品)と比べられるように展示されていた。どっちがいいのか素人にはわからない。もちろんキューピットがいいのだろうが、余白あるものもわるくない。
窓からの光を感じさせるフェルメールスタイルである。かすかに風も感じさせることに気づいた。
フェルメールは数年前オランダに行ったとき何点か観た。国立アムステルダム美術館と王立マウリッツハイス美術館。「真珠の耳飾りの少女」がやはり印象に残っている。
今回の展示会はドレスデンの絵画館が所蔵するものである。ドレスデンはドイツ東部にあって、先の大戦では徹底的に空爆、破壊された。美術館施設は残されたようである。
フェルメール以外では17世紀のオランダ絵画が展示されているが、さして観るべきものはなかった。
上野は満開の桜。宴会はできないようになっているが、花見客であふれている。目がわるいので桜の美しさは感じられない。歳だからいたしかたない。花より団子だな。食欲はある。
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