あやしいメール
ときどきあやしいメールがくる。ちかごろ、頻繁にくるようになった。
ひとつのアドレスに集中している。どこかが個人情報を漏洩させてしまったものと思われる。通販サイトとかクレジットカードにかかわるもので、不正アクセスがあったから登録情報やパスワードを変更してくださいといったものだ。
あやしい。加入していないカードのものならあやしいとわかるが、これが実際に加入しているものならだまされてしまう危険性は十分ある。新聞でも気をつけよとの警告記事が載っているが、だまされる事例が頻発しているようである。
パソコンの警戒レベルをあげて、そのメールを受信拒否リストにあげるのだが、さして効果はない。やつらはアドレスを変えて送りつけてくる。困ったものだ。
やつらのメールの文章に共通点があることを見つけた。
たとえば、こんな文言。
不正なユーザーがアカウントにアクセスした可能性があると考えています。したがって、アカウントへのアクセスを一時的にブロックし、 オファーを無効にします。相手がどのようにあなたのアカウント情報を取得したのかわかりませんが、したがって、個人情報を再登録し、私たちにIPおよびログイン環境の監視を許可する必要があります。
日本語の文言がおかしい。「したがって」が二度出てくる。いずれの「したがって」もなくてもいい。いや。ふつうはつかわない。類推するに、日本語を母語としない者が翻訳ソフトをつかって文章を作成しているのではないか。
この程度ならあやしいとわかるが、やつらは巧妙だからさらにソフトを進化させるだろう。注意しなければならない。対策として当該メールアドレスでは買い物をしないようにしている。
それにしても、受信拒否リストに入れる作業は面倒である。反撃できないものか。返信メールに相手のパソコンが動かなくなるウイルスを忍び込ませるとか。
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