落語三連チャン アルテリッカ演芸座
桃花の真打昇進披露につづいて、二つ目落語会、芸術協会真打昇進披露の会を聴いた。三日連続、三連チャンである。ばかみたいと思われるだろう。ま、ばかみたいだが、たまたまそうなった。
二つ目の会は川崎ゆかりの噺家五人の会である。柳亭市若と柳家小はぜは新百合ヶ丘界隈に住んでいる。地元での落語会も定期的に開催しているのでお馴染みなのだが、あとは溝の口、登戸の住民。もう一人は幼稚園が川崎だっただけという薄いゆかりである。
二つ目ということは若手と相場は決まっているがそうでない噺家もいる。立川寸志は今年55歳になる。入門が44歳というから遅い。しかし芸はなかなかのものである。今回の演目は「小林」。聴いたことがない。新作。サラリーマンの小林さんが、中林さん、大林さんには負ける、さらに小森さん、中森さん、大森さんには負けると、さらに続けていくナンセンスな噺である。テンポがよく、なかなかよかった。
で、今回の演目
柳亭市若 まんじゅう怖い
柳家小はぜ 子ほめ
立川寸志 小林
瀧川鯉丸 武助馬
春風亭朝之助 石返し
続いて翌日は、小笑・昇々・昇吉・羽光真打昇進披露。
ちょっと前まで「成金」という二つ目を集めた落語芸術協会のユニットがあった。柳亭小痴楽の真打昇進を機に解散した。そのメンバーで一番人気は神田松之丞(伯山)だった。いま人気沸騰中の桂宮治もいた。今回登場する小笑、昇々、羽光もそのメンバーであった。ということはほぼ「成金」の残党である。
実際は昨年真打に昇進したのだが、コロナ禍で披露が延期されたものをしんゆりでもやることになったわけだ。芸協の会長である春風亭昇太も高座にあがった。
演者と演目
春風亭昇吉 水屋の富
春風亭昇々 天災
春風亭昇太 一眼国
桂米多朗 粗忽長屋
笑福亭羽光 あるある帝国
三遊亭小笑 くしゃみ講釈
羽光の「あるある天国」以外はお馴染みの古典噺である。「あるある帝国」は、あるあるネタを扱った創作もの。あるある合戦。あるあるネタは前後十歳ぐらいでないと共感が得られないと語っていたが、考えてみればそのとおりだ。わたしのギャグも高齢者にしか受けない。
それはともかくとしてトリの「くしゃみ講釈」がおもしろかった。胡椒(とうがらし)を撒いて講釈師(伯山という設定)に意趣返しをする噺である。権太楼の「くしゃみ講釈」を思い出した。
小笑と胡椒。こしょうつながりで得意ネタとしているのかもしれない。
ということで三連チャン。落語は飽きた。でも、来週になればそんなことは忘れてしまっているのだろうな。
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