自由の象徴 サタン
いつもの診察、処方箋をもらうために内科に予約電話をしたのだが、なかなかつながらない。コロナの新規患者が増えており、診察が混雑している。そのせいだろう。
きょうはあきらめ、改めて電話をすることにする。最悪の場合、予約なしで行くしかないか。
旧統一教会は、先祖にサタンがとり憑いていると脅し、信者から献金を強要したという。
その程度の言いようで人はそれを受け入れるものか。いや、その程度のことでも人は受け入れてしまう弱き存在なのかもしれない。
サタンは聖書に登場する。アダムとイブは神のもと、平穏でお気楽な日々を送っていた。ある日、蛇に化けたサタンがやってきて、アダムとイブに神から禁じられていたリンゴをかじってしまう。禁を破ったアダムとイブは楽園から追放されてしまう。天国の楽しい暮らしは失なったが、人間らしいと言うか、喜怒哀楽を感じる存在となった。
この話から、バクーニンは、人間は神から解放され、自由な存在となったのだと語った。サタンのおかげで、人間は自由に考え、行動できるようになったと言うのだ。
このエピソードを読んだのは50年以上も前のことだが、しっかり頭に残っている。だから、サタンに対し、それほど、悪い印象はない。世間では、神とサタンを善悪で対比させるが、それには組みしない。サタンは悪の権化であるとしても、なにかしら人間に対し、いいことをしてくれるんじゃないかと思っている。
アナタがサタンがとり憑いていると言われたら、そうですかとニコニコ笑っていればよい。私の中にはサタンも神も棲みついていますからとすまして答えればよい。
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