どこに入れるか
参院選である。
チャンネルをひねると政見放送にぶつかることがある。しばし聴く。おおむね既存政党のものはお行儀がよくてつまらない。知らない政党、泡沫候補の方がおもしろい。
新規政党ではないけれど、N党はおもしろいというか可笑しい。神奈川県では4人が立候補している。ポスターに「私の当選は無理です。しかし・・・」というコピーの候補者がいる。N党に投票してくれ、投票率によっては政党助成金がもらえる。N党の本来の主張より、助成金ほしさを前面に打ち出しているところが、露骨である。笑える。
「バカこそ選挙に行け!! という劇画調のコピーの候補もいる。刺激的だがそれほど魅力的ではない。「戦ふ覚悟」と旧かなづかいの人もいる。復古調である。
支持政党なしの身としては、誰に、どの政党にとなると迷う。何十年も前だが、雑民党という政党があった。東郷健という同性愛者が代表の政党である。あれはおもしろかった。ゲイを前面に出していた。
ゲイバーに馴染んだ身としては彼ら彼女らへの理解は普通の人よりはあったと思う。そこを支持したが、泡沫に終わった。そして今、LGBTの時代である。雑民党が登場すればかなりの支持をあつめるに違いない。
ところで、神奈川県は、当選者が増えて5人になる。ただしくは4.5人。5位当選者は変則で任期が3年になるからだ。四畳半みたいなものか。
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