国立演芸場 7月中席
久しぶりの国立演芸場。友人と7月中席に行ってきた。
主任は柳亭市馬。なにを演るのか。季節なら「船徳」あたり。大相撲の最中である。「花筏」か「阿武松」ということも考えられる。久々に市馬の呼び出しの声を聴いてみたい。
今回の主な演者と演目、漫才などは除いて。
鈴々舎美馬 金明竹
柳亭市次郎 猫と金魚
柳亭燕三 子ほめ
柳家小満ん 鰻の幇間
柳亭市也 あくび指南
入船亭扇辰 田能久
柳亭市馬 粗忽の使者
小満んは小のぶの代演。小満んだといつも寝ちゃうんだよね。とろとろうたた寝をしてしまう。演目は「鰻の幇間」。この噺なら眠ることはなかろうと思っていたが、やっぱり寝てしまった。子守歌か。
目が覚めたのは中入り後の市也。市馬一門では一押しである。今日の「あくび指南」は明るく、上々の出来だった。
扇辰はさすがのベテラン芸である。しぐさ、大げさな表情が笑える。
で、トリの市馬。演目は「粗忽の使者」。相撲噺ではなかった。呼び出しの声は聞けなかったが、声は心地よく響く。落語の王道をいく芸である。
はねて、演芸場の外に出ると、沿道にたくさんの人が並んでいた。えっ、なに? そうか、ここは永田町だもんな。安部元総理の追悼、献花に駆けつけた人たちだった。長い行列。若い人も多かった。
ついでのひとこと
安部元首相を銃殺した犯人は、襲撃理由を母親が破産するほどの寄付を宗教団体にしており、その団体と親密な関係にあった元首相に恨みがあったとしている。テレビや新聞はその宗教団体の名を明かしていなかった。なぜ伏せたか、理由はわからない。犯人の供述に基づいてちょっと取材すればたやすくわかるし、それを明らかにするのがマスコミの使命である。ネットではそれを明らかにしていた。
宗教団体がみずから名乗り出ることで周知となった。統一協会。今は名を変え、世界平和統一家庭連合と言うのだそうだ。知らなかった。
新聞社やテレビ局は、団体側が犯人の母親が信者であったことを名乗り出たので団体名を明らかにした。アホらしい。きちんと報道してこそマスコミである。それを横並び(たぶん、マスコミ各社間での話し合いがあったのだろう)で済ますとはどういうことか。宗教法人に対し臆病に過ぎる。気に入らないね。
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