「オフィサー・アンド・スパイ」
日本製の模型飛行機のエンジンがロシアのドローンに転用されているというテレビニュースを見た。調べてみるとウクライナも使用していたそうだ。埼玉の斉藤製作所という中小企業(町工場)がつくっていたエンジンである。
模型飛行機で思い出した映画がある。「飛べ! フェニックス」。60年ぐらい前のアメリカ映画。ハディ・クリューガーなど癖のある俳優が出ていた。面白かったが、当時、さほど話題にはならなかった。のちに再映画化されている。不時着した航空機を改造して再び飛ばすのだが、設計したのは模型飛行機の設計者だったというオチがある。
ただそれだけのことだが、映画を思い出した。日本の町工場の技術が受け入れられていることは喜ばしことだが、兵器に転用されるというのは・・・戦争はやめてもらいたいね。
アートセンターでポランスキー監督の「オフィサー・アンド・スパイ」を観てきた。ドレフュス事件を描いたものだ。
ドレフュス事件とは、19世紀末のフランス、スパイ活動をめぐる冤罪事件で、エミール・ゾラもその騒動に加わった。わたしの知識はその程度。
映画は、ドレフュスがドイツに機密情報を提供していたというスパイ容疑で逮捕され、終身刑をくらうところから始まる。防諜局長のピカールはドレフュスが無罪である証拠をつかむが、軍部や政府はそれを無視するどころか、証拠隠滅を謀った。さらにドレフュスがユダヤ人であったために、反ユダヤ勢力からもピカールはつけ狙われることとなった。エミール・ゾラもドレフェス擁護に立ち上がる。ただし、映画ではゾラがどのように活躍したかについては省略している。
ストレートに事件を描いているけれど、もうひとひねりほしい。ゾラの入れ込みを描いてもいいと思うのだが・・・。よけいなことか。
映画館は寒かった。冷やしすぎ。外に出て、汗がでるまでにはけっこう時間がかかった。
エミール・ゾラの小説は読んだことがない。映画化されたものを何本か観ているだけ。しかしそれもずいぶん昔であって、どんなストーリーだったかも記憶から消え去っている。
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