カルトとの決別
せんだって「四九日も過ぎぬのに 改造するとは羨ましい、いや恨めしい」と書いた。落語「不動坊」にでてくるセリフをもじったものだ。
COCA(コーカ カルト信者を親にもつ子)による元首相襲撃から一月以上たつが、旧統一教会への非難は続いている。で、教会と関係ある閣僚を辞めさせて一新を図った。しかし新たな閣僚の中から、実はイベントに参加していたとか選挙の応援をもらっていたとか後出しの発言が飛び出し、改造効果は薄まってしまった。
それにしても、カルト教団がこれほど多くの政治家(とりわけ自民党清和会系)に浸食していたとは、あきれるのを通り越してそら恐ろしくなる。
安倍さんは反共を謳いながらも反日を秘めたカルト団体をどう見ていたのか。手先として使えると思っていたのかもしれないが、旧統一教会のケツ持ちをしていたことの自覚はなかったのだろうか。
票のためなら くにをも捨てる・・・と「浪速恋しぐれ」の替え歌が浮かんだ。票のためなら、耶蘇だろうが法華だろうが鰯の頭だろうが、頭を下げちゃう・・・。カルトとの決別はできるのだろうか。
ついでのひとこと
近所の公園の奥まで歩いた。行き止まりの東屋にはホームレスが住み着いていたが、たくさんの荷物はなくなっていた。区役所の公園センターが撤去したからだ。ホームレスさんはどこに行ったのか。施設に入ったのか。
さらにひとこと
新型コロナはいっこうおさまりそうにない。新規感染者数はこのところ世界で一番多い。アメリカや韓国は日本の半分程度になっている。イギリスは、数がわからない。感染者数を勘定するのをやめたらしい。
日本人にはコロナ耐性がある、ファクターXがあるという見解があったが、聞かなくなった。雲散霧消。コロナ感染も消えればいいのに。
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